masamoto特製 Socket用直冷-eva (第一弾 苦戦の巻)  
  

冷風機評価用に制作した、Socket用直冷−eva(制作中)を紹介
Socketの場合、M/Bからの吸熱が大きく、CPUコアを集中的に冷やし、余計な場所は冷やさない必要があります。
そのため、CPUよりも面積が小さく、コンパクトなevaを制作中です。

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仮組み状態
(側面から)

6mm角パイプ16本(4×4)

質量:約190g
ベース(CPU)側
配管側

フレアナットは、寸法の関係でレンチ幅15mmにリサイズした。

フレアナット先端見えるのは、仮に差し込んだ外径1mmのmasamotoスペシャルキャピラリ
ベース、上蓋共に深さ1mmの彫り込み







完成したeva

ただし、ガス漏れ
イモになった部分を削り取ったのが失敗の原因
数カ所から、じわーっと小さな気泡が滲み出てくる。
R22で10気圧かけて、漏れ量10cc/時間 程度

教訓:
イモであっても漏らなきゃOK、外観に拘るべからず。

気が向いたら手直しするが、ロウ付け箇所の多いやつの手直しは、モグラ叩きに近いので多分スクラップ。
テスト程度には使用出来ないことも無いが....


次は、いよいよ5×5に挑戦



部品加工
パイプの切断
今回は本数が多いので、旋盤で切断
長さのバラツキは0.05mm以下
旋盤で切断したため、端面に円状のツールマークがついた。
溝の加工
バイスに固定し、4mmのエンドミルで溝を加工した。
角パイプの中心にエンドミルをセット
所定の寸法迄切り込む









以下、'00.09.18追加
角パイプ加工治具

角パイプも短くなり、加工本数も増えると、いちいちバイスにくわえるのも面倒で、寸法も揃いにくい。
・・・と、いうことで、治具を制作した。



25mm角のアルミ棒に、幅6.0mm×深さ5.0mmの溝をエンドミルで加工

アルミの加工はサクサク削れてホントに楽だ、
ロウ付けの問題が無ければアルミでeva作るのだが.....
溝にパイプを差し込む。
治具はフライスのバイスに固定。
上蓋をボルト締め。
端面加工、溝加工、置きロウ用のコーナーカットと全て使えるはず。
本日旋盤で切断した25本の角パイプ

切断に要した時間は1時間ちょっとだが、もう、うんざり



以下、'00.11.11追加
一寸待て!!
5×5では奇数になる。
これでは同じ方向にガスの入り側と出口側を配置できない。
4×6にするか5×6にするか悩んだあげく、
5本追加して5×6構成に変更




使用した銀ロウは、外径1mm×約1m
角パイプの延べ長さは約1m
冷風機と組み合わせると、P4でも楽々凍らせるはず
煉瓦を積むようにパイプにフラックスを塗って、一本ずつ積み重ねる。
置きロウを組み込んだ後、上下のプレートに嵌め込んで、鋼線で縛って固定
完成したeva
当たり面は研磨後銀メッキ




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